南三陸でプチ山登り◆もうすぐ春を迎える花見山に3歳児と上ってみました
南三陸町入谷地区にある小さな山、花見山。山登りと言ってはおおげさなぐらい小さな山ですが、幼児にとっては、たくさんの発見と、大きな達成感をもたらす場所です。もうすぐ春を迎える花見山に、3歳の娘と上ってみました。
花見山って?
入谷地区では、昔から「ばば山」と呼ばれて親しまれてきたこの場所。震災後には、地域内外の交流の場として、植樹や東家の建設などの環境整備が行われてきました。多くのボランティアの方々の手によって、ハナモモやヤマボウシといった花木が植えられ、春には美しく彩られます。過去にはこのようなイベントも開催されていました。
【レポート】花見山プロジェクト応縁団限定ツアーを開催しました
標高にして約80m!近くにある子ども園もお散歩で訪れるほど、子どもにとってはちょうどいい山なんです。
さっそく上ってみよう!
この日は、娘の保育園の帰りに立ち寄ってみました。(本当は休日の午前中に一度トライしたのですが、天候と本人のご機嫌がイマイチだったため断念・・・)特に装備等もありません。いつもの靴で出発!
上り口はわりと急な斜面ですが、どんどん上っていきます。
枝がいっぱい落ちているので、手頃なものを拾っていきます。
アイテムを手に入れて意気揚々。
足元は砂利を敷いてくれているので、比較的歩きやすいです。
途中、矢印の標識を発見。
「あっちだね!」
いくつか遊び心ある分かれ道がありますが、頂上に向かう道は一本です。
中腹あたりで、なんだか楽しそうなものを見つけました。
親のほうはむちゃくちゃ心惹かれるのですが、娘は「なんか怖い・・・」と。
足元も滑りそうだったので、ここはおんぶして渡ります。
中に入ってみると、意外と立派な室内です。
「何が見える?」
「えっとねー、葉っぱ!」
切り株にびっしりと苔が。
「かわいいね〜」と触ってみます。
トトロの人形とか持ってきて写真撮りたい・・・。
「みてー!ふたつ!」
「ほんとだね。松ぼっくりの赤ちゃんかな?」
「もうちょっとで頂上だよ!」
ラストスパート、がんばれがんばれ!
「着いた!」頂上には東家が設置されています。
「夕焼けきれいだね」
ちょっと腰掛けて、一息つきながら絶景を眺めます。
風が強くなければ、おやつを食べたりもできそうです。
娘は、東家の段差を利用してジャンプしたり、ステージに見立てて踊ったりしていました。
さて、日が暮れないうちに帰ろうか。
下りは走ると危ないので、手を繋いでゆっくり歩きます。
上って下りて、20分ほどの小さな大冒険でした。
幼児にちょうどいい小ささ。初めての山登りにオススメ!
いかがでしたか?2、3歳の幼児が、ちょっとがんばれば登れる小ささなので、初めての山登りにオススメです。途中でくじけても、最悪おんぶでなんとかなります。ぜひ、お子さんと一緒に頂上に立つ達成感を味わってみてください!
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