化石マニアが感じる『今後の南三陸町での展望』
こんにちは!
南三陸町のディープな情報をお届けする『特派員ブログ』、化石担当の大森丈広(おおもりたけひろ)です。
今年度、南三陸の化石の魅力について
第1回『実は化石の宝庫!南三陸町』
第2回『地質学のふるさと 南三陸』
第3回『私の化石発掘体験』
第4回『南三陸町の化石発掘ツアーの魅力』
第5回『南三陸の魅力がつまった施設「みなさん館」』
と、テーマごとに分けてご紹介させていただいてきましたが、最後となる第6回目の今回は、化石マニアが感じる『今後の南三陸町での展望』というテーマで総括させていただきます^^
結論から
ずばり、私が感じた展望を先にお伝えしますと、それは
化石を通じた『南三陸』の新しい魅力の発信と交流です。
抽象的な表現ですが、私がそう感じた実例をご紹介します。
私が展望を感じたcase1 化石発掘ツアー
東日本大震災以前から、南三陸町は『化石』のPRを行っており、資料館などには観光客も訪れ、『化石』を観光的な側面と教育的な側面で活用してきました。
それが現在では、行政側だけでなく、民間の化石好きが能動的に活動している結果、
南三陸町=化石、といった認知度が少しずつ上がってきている事を感じます。
私が感じた具体的な実例として、過去ご紹介した町民有志が企画している『化石発掘ツアー』があります。
南三陸町出身の化石マニアがご案内するツアーは、その熱量と内容もあってか、リピーターが出るほど人気のプログラムとなっており、その人気はマスメディアの方々にも取り上げられテレビや新聞で紹介いただく機会が近年増えています。
化石がきっかけとして全国の方が、観光などでまた南三陸に足を運ぶといった実例を目にし、化石は新しい切り口での南三陸の『魅力』の発信を担っていると感じました。
私が展望を感じたcase2 情報発信
もうひとつ展望を感じたのが、SNSなどを活用した情報発信を通じたコアファンの方々との交流です。
前回ご紹介させていただいた南三陸の魅力がつまった施設「みなさん館(みなみさんりく発掘ミュージアム)」では、SNSを活用した情報発信なども行っています。
▼みなみさんりく発掘ミュージアムのTwitterアカウント
https://twitter.com/MinasanMuseum
みなみさんりく発掘ミュージアムでは、SNSを活用し南三陸町内で見つかった化石などの最新の情報を楽しく、分かりやすく発信しています。
そんな発信を見て、興味のある方が、問い合わせをして南三陸まで足を運ぶ。
そこから新しい交流が生まれ、それが南三陸の魅力を伝える一端になっていると感じています。
その他では、南三陸町のタコをモチーフとした合格祈願の縁起物「オクトパス君」のキャラクター展開の中でも『ウタツサウルス』が南三陸PRとして活用されているんですよ^^
最後に
「南三陸の魅力」と言ってもひとによって違うかと思いますが、化石好きの私から感じた事は、他の地域にはない強みもある「化石」は、南三陸町の魅力を伝える大きな要素になりえると言う事でした。
全6回の投稿を通じて、少しでも「南三陸の魅力」を感じていただけたなら、化石好きの一町民として、嬉しいです^^
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