コクガンの飛来2018
「コクガン」ってご存知ですか?
その名の通り黒色をした鳥(ガン)です。🐧
このコクガン、実は世界中に約8,000羽ほどしか存在していない絶滅危惧種
且つ天然記念物という希少な鳥なのですが、なんと!南三陸町ではその姿を
労することなく見ることが出来るのです。
コクガンは遠くシベリアで繁殖している渡り鳥ですが、越冬をするために
日本にやってきます。南三陸町では約200羽ほどが確認されています。
なぜ南三陸町にそんな希少な鳥が…?
その答えは海にあります。
コクガンは国内で見られる他のガン類と異なり、海に生息します。
南三陸町の海・志津川湾には彼らが大好物のアマモ等の海藻類が豊富に
育っており、越冬の地として選ばれているのです。
※これら諸条件をクリアし、志津川湾はラムサール条約湿地に登録されました
エサの取り方がなんとも可愛いのでご覧下さい。
このようにお尻だけ残し、顔を海面にもぐらせて海藻をついばみます。
なんと3羽同時に…!
バードウォッチングというと早朝のイメージがありますが、私が確認
している限り、コクガンは朝~夕方までいつでも見ることが可能です。
ただし注意点が。
コクガンはウミネコやカモメと比べて警戒心が強いです。
人間を見かけるとスーーっと遠くに行ってしまいますので、観察する際は
優しい距離を保つようにして下さい。
冬にしか見ることが出来ない貴重な鳥・コクガン。
首周りの白い模様が目印です。
南三陸町にお越しの際は、コクガンを探してみて下さいね!
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