2018年5月18日 / 最終更新日 : 2018年5月18日管理人団員向け情報

【団員が活躍】沖縄県八重山郡竹富町

５月３日に東京都に住む応縁団員さんが、”なんと”沖縄県で南三陸町を盛大にPRにしてくださいました。そのレポートです。

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今回の経緯

東日本大震災で流された南三陸町歌津のポストが１年９ヶ月の漂流の末、沖縄県竹富町西表島の浜に流れ着いたことを以前から知っていました。私にとっては竹富町も南三陸町もどちらも好きな場所。何かできることはないか、とずっと思っていました。

今年の春、毎年開催されている鳩間島音楽祭でのブースで南三陸町の特産品を販売できないかと思いたち、島の方々に相談し今回の出展が決まりました。

開催にあたって難しかったこと

これまで応縁団の皆様が実施していたように、自分が住む地域での開催ではなく、遠く離れた沖縄県の離島での実施でもあり、イベントの主催者、応縁団事務局、その間に応縁団員である私が入ったことで、スムーズな連絡ができず、時間がかかってしまうことが多々あり最後の発注もギリギリになってしまった。
（応縁団事務局も離島で船便での発送となるため、かなり手間取ってしまいました・・・）

開催してみて

今回手配してもらったものは
・南三陸町のぼり
・南三陸町卓上のぼり
・南三陸町パンフレット数種
・南三陸町半被
・物産品、物産装飾品

事前に音楽祭実行委員の方が、地元の情報サイトに音楽祭の案内と一緒に【南三陸の特産品】を販売することを情報として流してくださっていました。
ただ、音楽祭当日の大切な日だけが、船が【全便欠航】ということに。悔しい！！それでも、ブース内のレイアウトとか、商品見本をいかに魅力的にして購買意欲をもってもらうかなど考えながら行いました。

また荒天の為、風も強かったためパンフレットなどは貝殻を重しにしてみたりと沖縄らしさ？も演出。

きれいな貝殻が重し代わりに

今回来場・購入いただいたのは、主に島の宿泊客の方、一部傭船で来島された方々。
当日の売り子さんは、ちびっこ販売員さん２名（宿泊客の小学校４年生、２年生）だったのですが、大人顔負けの販売戦略で完売近くまで売り上げた商品もあり、あの天気にしては、まずまずの結果。

私はひっそりと商品計算担当で２人のサポートを・・・（笑）
また、お客さんの中で、なぜこの島で南三陸の物を販売するのだろう？という疑問がわく方がいらっしゃるのかな？と思ったので、その関係性（ポストの話）を作成し、ブース内に貼りだしました。

お客さんの中でも、掲示したものを読んでくださって『こんなことがあったんですね～』とか『そうなんですよね～。知ってますよ～。』など、さまざまに反応してくださり、掲示して良かったです。

また、（東北復興に対して）『何かしたいなと思ってはいたけど、何をしたらいいかわからなくって…。こんなこと（商品を買うこと）しかできないけど、それでもいいんですよね？』とおっしゃる方もいらっしゃいました。（その方には『十分支援になると思いますよ！』とお伝えしたらホッとしたご様子で笑顔でブースを後にされました。）

地元が東北の方もいらっしゃったり、いろいろな方にお会いできて南三陸のことは、私なりのお伝えしかできませんでしたが、今回開催してみて良かったなと思っています。

お客様の反応としては、南三陸半被が好評でした。個人的にも法被を着ることができてうれしかったのと、当日は寒かったので、すごく温かくて助かりました（笑）
売れ行きが良かったものは、、南三陸ならではのものが良く出ていきました。
ただ、やはり船の欠航が大きく影響し、売れ残ってしまったものが出てしまったことが非常に残念です。今度、また出展の機会があるならリベンジしたいですね。

今回南三陸応縁団の方、鳩間島音楽祭実行委員の方のご協力のもと無事に出展することができて、本当に良かったと思っています。人の”ご縁”をあらためて感じました。ありがとうございました。

団員の皆様へ向けて

物販までの準備は大変ですが、当日準備をして販売する時には、南三陸のことなどもお話ししながら、お客さんとのふれあいが楽しくできると思います。
何よりも、自分も楽しみながらできるということが一番だと思います。

このような団員企画を応縁団事務局としてバックアップ

各地で活躍する団員さんをサポートするためのバックアップ体制を整備しました。
日本全国にいらっしゃる応縁団さんに「お住いの地域で」南三陸をPRしていただきたいと考えています。南三陸町から離れた場所での「おでって」です。
「私もこんなことやっている」「こういったことをやってみたい」などございましたらお気軽に事務局へこちらからお知らせください。