最近の歌津(伊里前)地区の様子 2018年2月現在

団員の皆様、寒い日が続いておりますがお変わりありませんでしょうか?
南三陸町は本日(2/4)雲間から太陽が顔を見せ、ようやく先日降り積もった
雪が溶け始めています。それでも寒いですが…!

さて、かなり以前にここで“完成予想図”を元に志津川地区の橋梁工事進捗を
説明したことがありましたが、今回は歌津地区をご紹介いたします。
まずは以下に歌津(伊里前)地区の完成予想図を。
既に中央のハマーレ歌津や漁協、点在する災害公営住宅は完成しており、
現在は伊里前川沿いの工事が進められているところです。

それでは、完成予想図に振った番号の順に現在の様子をお知らせいたします。

1⃣伊里前川
以前掛かっていた寄木橋及び汐見橋(ウタちゃんはし)は撤去されました。
護岸工事が進みましたが、春にはしろうおのザワ漁が変わらず行われています。
河口付近では漁港へ直行できる仮設橋を建設中です。
尚、余談ですが、当時の中学生が描いたウタちゃんの壁画は今も残っています。
2⃣寄木橋(仮称)
撤去された寄木橋より少し南の位置に、新しい寄木橋が造られています。
今は下部工(橋台・橋脚)工事中。左岸側の橋台はまだ形もありません。
高台から志津川方向を撮影しました。
見慣れない建造物がありますが、以下に説明いたします。
まずは右側に映るモノから。
3⃣歌津大橋(仮称)
[田束山]と書かれた大きなプレートのすぐそばに建つ建造物は歌津大橋の橋台です。
伊里前川を挟む形で対岸にも橋台があります。

震災前にも同名の橋(津波で落橋)はありましたが、そちらは国道45号線の一部であり、海上に架かる橋でした。新しい歌津大橋も新しい国道45号線の一部になるので、近い将来橋を含む国道はこの橋台の高さに整備されるということになります。高いですね…!
4⃣BRT専用道~歌津駅
完成予想図の4⃣はBRT(bus rapid transit:バス高速輸送システム)歌津駅と考えられます。
この青色の建造物はBRT専用道で、伊里前川を渡る橋に該当するものです。
再び余談です。地域は変わりますが、清水浜駅周辺にもBRT専用橋が造られています。
こちらは白のボディに青色の支柱。JRさんオシャレだな…と私の中で話題沸騰です。志津川地区のように、広域を阻むものなく見渡せる高台に心当たりが無く、
少々回りくどい説明になってしまったかもしれません。
事務局では今後も時折HPあるいはメルマガで町の様子をご紹介する予定です。
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