【団員活躍】世田谷パン祭り2017

今回は10月9日に世田谷パン祭りに応縁団有志のグループが「ご支援に感謝!南三陸ブース」として出展したイベントレポートです。

このイベントをどのような想いで開催したか

 世田谷パン祭りは毎年 1回開催される日本最大級のパンお祭りです。私たちは復興支援の一環として特別枠で参加させていただいております。 6年連続の参加ですが、今年は 「パン ・菓子 工房 oui( ウイ )」さんのパンを扱えるということで特別な回でした。これまでも南三陸町発の商品は販売してきまたが、「南三陸町発のパン 」は初めてだったからです。
 oui さんの立ち上げにあたって、パンの先生探し(世田谷パン祭りの主催者が協力してくださった)などで関わらせて頂いたこともあり力が入りました。

会場の公園の外には入場待ちの長ーい列

開催にあたって難しかったこと

 今年で6回目の参加で運営ノウハウは確立されていて、販売するパンも実績のあるものにはなんの不安もありませんでした。
 最も時間を要し頭を悩ませたのは、初めての出品となるouiさんとのやり取りでした。パン祭りに来場する人は大行列待ちを苦としない無類のパン好きで、出店するパン屋さんも「パンの神様」と崇められるようなシェフがいる店など一流揃いです。このような場で自身をもってお客様にオススメするには「ouiさんを応援する」という思いだけではやっていけません。
 他商品とのバランスやブース名に含まれる「南三陸」から連想されるイメージとの整合性などから、いろいろ口を出し、試作・試食させていただき、写真を用意していただき、工房のこだわりや製法などインタビューしました。ouiさんも母体となっているNPOが主催するイベントの準備で忙しかったのにも関わらず、最後まで付き合ってくださいました。

開催してみての感想

 完売したときの心地よい疲れが病みつきになります。お客様対応で息つく間もないほどの忙しさからの開放感、大量のパン(今年は1140個)が文字通り”飛ぶように”売れていくことの快感、何よりもouiさんはじめ生産者のみなさまに「完売しました!」のご報告ができることの安堵感。
 終わったばかりですが、「来年も参加させてもらおう」と盛り上がりました。ただouiさんのこだわりや南三陸の良さを伝えるという点では全然出来ていないので来年以降は販売するだけにとどまらず、そのあたりの発信にもこだわりたいと考えています。

全国の団員に向けて伝えたいこと

 例年、揃いのエプロンを着用してましたが、今年は貸して頂いた応縁団ビブスを着用しました。のぼり旗もあったので、来場者には「南三陸のパンを販売しているブース」である事が一目瞭然だったと思います。南三陸から連想される「自然の豊かさ」「海」「おいしい」というイメージ増幅効果もあったのでしょうか、過去の1日の売上記録を大幅に上回りました。(約29万円)
 お客様にわかりやすいですし、運営スタッフの一体感も育めますし、応縁団ビブスと のぼり旗はイベント運営にピッタリのアイテムだと思いました。おすすめです!

このような団員企画を応縁団事務局としてバックアップ

現在事務局では、各地で活躍する団員さんをサポートするためのバックアップ体制を整備しようとしております。
記事の公開までもう少し時間をいただきますが、日本全国にいらっしゃる応縁団さんに「お住いの地域で」南三陸をPRしていただきたいと考えています。南三陸町から離れた場所での「おでって」です。

「私もこんなことやっている」「こういったことをやってみたい」などございましたらお気軽に事務局へお知らせください

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